中身も選べるドーメルのダウンジャケット - Green Down Project とは
ドーメルのダウンジャケットは、メンズ、レディース問わずお好みのサイズ、表地、裏地とダウンの種類と量を選べるドゥミ メジュールです。
ダウンジャケットの表地はドーメルのファブリック約5000種類という豊富なラインナップから選択可能です。サイズはビヨンドジェンダーで、XS~XLまで5種類展開、お好みのサイズを選ぶことができます。
ドーメルのダウンが、他と大きく違う点がもう一つ。
それは、中身のダウンが選べるということです。
フランス産ホワイトダックダウン、またはGREEN DOWN(グリーンダウン)のどちらかを選んでいただけます。
ダウンの量も、100g、130gのいずれかお好きな分量に。
ところで、GREEN DOWNとは何か?
GREEN DOWNとは
一度使用された羽毛製品を国内で回収し、中から取り出した羽毛を日本の工場内で洗浄後、回復処理したリサイクル羽毛。日本では今まで、製品に使用した羽毛を使い捨てにしていましたが、羽毛は適切な手入れをすれば100年以上は使い続けることができる循環資源です。 GREEN DOWN品質基準を設定し、継続的なリサイクルをめざした羽毛循環システムのなかで生まれたダウンです。
Green Down Project とは
羽毛は食肉用の水鳥から採取された再生可能資源ですが、多くはゴミとして焼却されてきました。しかし、急激な需要増加を背景に羽毛採取のみを目的とした水鳥を飼育し、依然としてライブハンドピッキングが行なわれている事実もあります。また、人体への影響が懸念される薬品を使用する例も後を絶ちません。
命の尊重と自然環境に資する循環型ビジネスモデルを確立し、羽毛製品の適正処理・再資源化のシステムづくりを目的として2015年Green Down Projectが設立されました。羽毛に関わる企業をはじめ、地域社会、そして生活者一人ひとりの理解と協力で作る羽毛循環システムを推進しています。このプロジェクトに共感するメンバーによって、回収、精製され、再び新たなGREEN DOWN製品(リサイクルダウン製品)に生まれ変わります。
GREEN DOWNの特徴
新毛を使用した羽毛製品は使っている間に羽毛同士が擦れ合い、羽枝に張り付いている小羽枝の根元が広がり、日々の温度や湿度の変化も加わることで油脂やほこりなどといった異物が自然と分離されています。分離された不純物は、新毛と同じ手順で除塵、洗浄、乾燥、選別( 吹上) を行い取り除かれています。この工程を新毛段階とリサイクル段階と2 回経ることで、一般的な新毛よりもキレイな羽毛になります。
※GREEN DOWNは、ダウン率80%以上は清浄度(透視度)2000mm以上を基準とする。
※GREEN DOWNは、ダウン率50%以上80%未満は清浄度(透視度)1000mm以上を基準とする。
・環境保全
羽毛サイクルは環境を守ることができます。羽毛はハードケラチンというタンパク質でできており、1.0kgの羽毛を燃やすと約1.8kgの二酸化炭素が発生します。ゴミとして燃やさずにリサイクルすることで、それだけ長い間、炭素を羽毛の形のままで固定できるので、二酸化炭素の排出を抑制できます。
・羽毛の安定供給
羽毛循環システムは安定的に安全な羽毛を供給します。 GREEN DOWNは新毛と違い、食肉の需要や鳥インフルエンザ等の環境要因による影響を受けにくく、安全な製品が生まれます。そのため、安定的に安全な羽毛の供給が可能です。
・障がい者就労支援・地域貢献
羽毛循環システムで障がい者の雇用が生まれます。私たちは、障がい者施設を中心とした、羽毛循環システムのしくみを構築します。障がい者の自立・共生・共働を支える取り組みで、日本全国に支援の輪を広ける活動を行っています。
ドーメル青山店では、Green Down Projectの一員として羽毛布団の回収も行います。回収の方法や条件など詳細はドーメル青山店にお問い合わせください。
ドーメル青山店
TEL 03-3470-0251
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